TwitterAPIの規約を舐めたらいかんぜよ~書き込み制限の解除

Twitterの書き込みができない?厳しくなったAPIの規約

最近Twitter APIに関する記事を書いていました。
一言で言うと、面白いので軽くハマっていたわけですが、今度は違う意味ではまりました。
突然APIによるbotが動作しなくなり、どうなってるのかと思ったら、、、こんなメールが来ていました。
 
このコラムは、ツイッターAPIを利用したアプリ制作をしている方向けの記事ですが、スマホアプリでツイッター更新してるよ~という方も知っておくと理解が深まる、そんな記事です。

restricted from performing write actionsになった

Twitter APIを使った簡単なbotの練習として、「愛@覚えていませんか」と「褒めると飴くれるおじさん」という2つのbotを作りました。
ですがふとホーム画面を見ると、あれツイート数やフォロワーが増えていない。。。
どうなってるのかと色々調べていたら、Twitterからメールが来ていることに気づきました。
どうも何か規約違反に抵触することがあったようで、「利用規約を再確認すること」、「確認したのちメール本文にあるフォームから申請せよ」とのことらしい。
 
気づかないうちに制限喰らっていたのかとアプリ画面を見てみると、ばっちり制限されていました。

 

Twitterのrestricted from performing write actionsについて

 

「restricted from performing write actions」という文字がありますが、直訳すると「書き込みアクションの実行が制限されている」とのことです。
つまりこのアプリを使ってツイートしたりできません!ってことですね。
今回制作した2つのbotは、飴をくれる部分と自動返信の部分を除けば基本的な動作はほぼ一緒で、以下のような機能があります。

  • 用意しておいた複数のツイートから、ランダムで1つをツイートする
  • 特定のキーワードを含むツイート検索の結果から、上位最大100件を取得
  • 取得したアカウントをフォローする
  • フォロー後、3日過ぎてフォロワーになっていない相手のフォローを解除する

という、まあbotらしいありきたりな機能です。
結構つくるのに時間かかったので、いきなり制限されるのはかなりブルーですが、まあ規約ならばしかたありません。

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そもそもAPIを使って自動フォローしちゃダメとか書いてある

最初はツイートの重複が連続したのかな?とか思っていましたが、どうも違うようです。
Twitterの利用規約をしっかり読む人も少ないかもしれませんが、改めてご紹介します。次のページはフォローに関する規約です。
Twitter利用規約
 
このページの一番上の「リミット(制限)とは?」を読むと、フォロー数に上限はないけど、過剰にやっちゃダメよと書いてあります。
大量のフォロー&フォロー解除は禁止とあるものの、1日数百件とかでなければ問題ないとのこと。
過剰でなければいいのかなと思いきや、「自動化に関するルールと留意点」というページ(英語)には厳しいことが書いてあります。
Twitter APIの自動化に関するルール(英語)
 
このページの一番下のあたりにある「Automated following and unfollowing」という項目がそれにあたります。

Automated following and unfollowing
 
You may not use or develop any application that allows for the following or unfollowing of user accounts in a bulk or automated manner.
Using block as a means to unfollow users is also not allowed.
Accounts and applications that engage in this practice will be suspended.
Please also review our Following rules and best practices to ensure you are in compliance.
Also note that applications that claim to get users more followers are prohibited under the Twitter Rules.

以下が直訳です。多少間違っていても許してくださいw

自動化されたフォローとフォロー解除に関して
 
大量化や自動化された方法によるユーザーアカウントのフォロー・アンフォローはいかなる場合でも利用・開発はできません。
ユーザーをアンフォローする手段としてブロックを使うことも許可されていません。
この実行に従事するアカウントとアプリケーションは停止されます。
あなたが準拠していることを保証するため、私たちのフォローのルールとベストプラクティス(最善慣行・最良慣行)を再度確認してください。
また、より多くのフォロワーを得るために要求・主張するアプリケーションがTwitter規約で禁止されていることも覚えておいてください。

というわけで、APIの規約にはAPIを使ったアプリで自動フォロー&フォロー解除は禁止!としっかり書かれていました・・・。
 
ただ、それだと公式以外のアプリでもフォローリクエストが送れないということになります。
一般ユーザーに開放する目的のTwitterアプリは、申請をすることで特別な処置が受けられるという可能性もありますが、それらしい情報は今のところ見つかりませんでした。
個人的には、大量のフォロー&フォロー解除じゃなければ大目に見る。でもTwitter側としては基本的には禁止ということを表明しています。という感じじゃないかと・・・。
 
現在、制限解除の申請をしています。
新しくアプリを作った方が早いのですが、ちゃんと申請が通るのかも知りたかったので試してみますね。
変化があればまたコラムで報告したいと思います。
 
 
※API制限解除申請時の注意
フォームで最初に選択するところがありますが、「My application has been suspended or restricted from performing write actions」を選んでください。
次に各アプリケーション情報の入力を求められますが、「アプリケーションID」というのはデベロッパー画面から該当のアプリアカウントを選択し、ブラウザのURL末尾にある数字がそれにあたります。

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コメント

  1. つっちー より:

    こんにちは。

    あららら・・・規制されちゃいましたか。^^;

    facebookもtwitterも

    規制掛けられちゃ辛いですよね。

    制限解除の申請が通りますように!
    応援させていただきますね。
    ぽちっ!

    1. りょうま堂 より:

      >つっちーさん
      コメントありがとうございます(*’▽’)
      簡単に規制かけられちゃうものだな~と驚きでした。
      調べてみましたが、規制解除が通ることは少ないようですので、
      アプリを削除して新たに新しいアカウントに変えようと
      思っています◎

  2. ゆうちゃん より:

    こんにちは
    先日Twitterブレインと言うツールをを購入し、自動フォロー、アンフォロー
    また自動botをしていたら数時間後にはrestricted from performing write actions
    このように表示されてしまいました。

    ツイッターには解除申請を申し込みました。
    りょうま堂さんの記事の中に新しくアプリを作った方が早いと書いてありますが、新しいアカウントでアプリに登録するという意味でしょうか?

    私自身制限がかかってしまったのはアカウントが悪いのかと思い、他のアカウントで登録し直したのですがまた制限がかかってしまったので。

    何か情報がありましたら返信よろしくお願いします。

  3. りょうま堂 より:

    >ゆうちゃんさん
    一年以上もブログの放置をしていまして、コメント返信が今頃になってしまいました。
    せっかくのご訪問だったのにすいません。

    一応当ブログ記事内に、知りたいであろう答えは書いてあるのですが、、、、

    一言で言うと、Twitterブレインというツールで自動フォローをした時点で、アカウントは凍結されます。Twitter側のルールですのであきらめましょう。

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